中小企業のデジタル化、IT化について掲載してゆきます。
ITの役割、ITの必要性
更新日:2022/08/09

ITのざっくりとした歴史

「コンピューターの登場」で、単純作業や生産の自動化が実現され、第3次産業革命が起こりました。

それまで人が機械を動かして生産してきましたが、コンピューターが自動計算で機械を動かすことで、 効率良く、さらなる大量生産が出来るようになりました。

コンピューターは、1995年に発売されたwindows95から、企業や一般家庭に、急激にパソコンとして普及し、 その後に「インターネットの環境」が整い、アップルがスマホを世に出したことで、 コンピューターとネットワークによる情報技術(IT)が進化しました。

コンピューターは、パソコン、タブレット、スマホ、スマートウォッチなどの形に姿を変え、生活に混じり、

インターネットによって、人やものが、ITにつながり、デジタルシステムに組み込まれ、 膨大な情報(ビッグデータ)が、蓄積されました。

そのビッグデータに、IT技術であるAI(人工知能)が投入され、活用し始めているのが現在。 いつの間にか、私たちは、第4次産業革命時代の始まりにいると言えます。

ITとは

ITとは、コンピューターとネットワークを使用した情報技術です。 情報の「登録・収集・保存・表示・伝達・加工・編集・削除・保守」などを行う技術になります。

ITは、使い方によっては、 今までの習慣、制度、組織、方法などを変え、新しくする「革新」の力を持ちます。

例えば、コロナによって強引に変革を引き寄せましたが、今では、オンライン会議が普及し、 家で仕事が出来るようになりました。映画も見たいときにテレビで簡単に見れるようになりましたし、 大きな変革で言えば、電子マネーが最たるものかも知れません。

ITは、デジタルで成り立つため、 「デジタル化」とは、「ITを活用」するための、あらかじめ満たされていなければならない条件になります。

ITの役割

スマホが普及したことで、ITはより生活に密着し、日々の生活を支える土台(インフラ)になりました。 社会、経済、生活など、あらゆるものに深くITが浸透し、サービスや仕組みを「便利」にし、「効率化」が図られ、「生産性を高め」ています。

変革は急激で、多くの人がITに不慣れですが、ITは、「見せ方」、「使い方」を工夫することで「便利」で「効率化」を図る仕組みが作れます。 最初は戸惑いますが、人は便利なことはすぐに慣れます。

例えば、エクセルや紙で管理していた申請書を、ネットで一元管理することで、新旧の申請書を同時に存在させない仕組みや、 スマホで申請できるようになり、営業日報を書くために会社に戻る必要がありません。 部署ごとに進捗を見える化することで、どこで進捗が止まっているのか分かる仕組みで、業務の効率化、質を上げることができます。

人材不足の解決、経費削減、業務の効率化・スリム化、新しいビジネス、他社との差別化、顧客の囲い込み・顧客満足度の向上、質の向上、セキュリティの強化、便利なサービスの提供など、ITは様々なことを可能とします。

ITの必要性

私たちは既に、第4次産業革命の中にいます。デジタル化、IT化は、 便利な生活、効率的な生活、生産性を高めるなど、時代が求めているものです。このIT化の流れは止まりません。

生産性だけではなく、様々な課題を解決する手段でもあります。ITが分からないからと、理解することを後回しせず、現状を変えるための行動、まずは「ITを理解する」ことから始めましょう。

難しい言葉が使えないことを「強み」に、ITについて少しずつ情報を配信してゆきます。ブログでは、IT初心者を対象に、IT人材として、知っておきたい内容を分かりやすく書いてゆきたいと思います。誰かの役に立てられたら嬉しいです。宜しくお願い致します。